イロドリ勢が始めるチュウニズム日記

イロドリミドリにはまった恵海人がチュウニズムをがんばってます

ガンダムSEED FREEDOMが楽しみでない話

2024年1月24日 劇場版ガンダムSEED FREEDOMが公開される。

 

発表当初からあまりにも長い年月をかけての映画ということで待っていた人多いと思う。

私もその一人で初日から劇場に見に行く予定だ。

 

ただ、私の心境は新しいガンダムが始まるときのワクワクや、また長年待っていたものが見れる渇望、裏切られるんじゃないかという不安ないし、絶対に面白いものが見れるという期待の気持ちではない。

ただただえらく平坦な気持ちで今に至っている。

 

初日から見に行くどころか、こんな記事まで書いて何を言ってるんだと思われるだろうが、私の素直な気持ちはそれなのだ。

故にその気持ちを整理したいと思う。

 

これについておそらく大きいのは、「きっと面白いものは見られないんだろうな」という不安を通り越した諦観だと思っている。

当時から見てもちょっとアレ?と思うようなストーリーだったSEED Destinyの続編ということでハッキリ言って期待はしていない。

平和になった世界でうごめく陰謀、それをキラたちが無双して解決する。というSEED Destinyと同じようなあらすじ(SEED FREEDOMのあらすじ的に平和になっていないのが実にC.E.らしいが)しか求めてないし、多分求められていないのではないかと思っている。

 

ただMSは好きだし、キャラクターにはなんだかんだ愛着を持っているのだ。

当時見たフリーダムガンダムのスタイリッシュさ、デスティニーガンダムのカッコよさ、あれが自分のガンダムが好きという原動力、オタク人生のきっかけになっているのだ。そんな世界のMSがまた見たいという気持ちは間違いなくある。

キャラクターにしてもそうだ、ストーリーに期待できない以上、キラはもっとひどい目に遭うかもしれないし、シンも悪童から脱却できないかもしれないし、アスランアスランだろう。

だけれども、彼らが思い悩みながら進む様もまたうまく描かれてないだけでガンダムSEEDの物語なのだと思っている。

 

結局なぜ見に行くのかというと、このコンテンツに20年近く付き合ってきているからなのだ。

おそらく映画はモヤっとするストーリーで、MSはカッコよくて、キャラクター達はいい扱いを受けることはないのだろうと自分の中で決めつけてしまっている。

そして何よりXに書かれた感想を見て、「ふーんやっぱりそんな感じか」で満足してしまう自分が安易に想像できる。

自分の人生をここまで変えてしまったコンテンツにその態度はあまりに無礼だろう。

故に私は一人のオタクとして、一人の人としてガンダムSEED FREEDOMを自分の目で見届けたいのだ。